Interview
花園開幕直前インタビュー
―― 全国大会の組み合わせが決まりましたが、どのように感じていますか。
初めは、日本航空石川と北見北斗の勝者と当たる。次のベスト8のところで常翔が勝ち上がってくるのではないかと考えています。個人的には結構いけるかなと感じているし、チームとしても勝つイメージを持つための準備をしている。
関西のフィジカルゲームの部分になってくると思うので、そこを自分達が前に出て止める、ターンオーバーして速いアタックをするところに磨きをかけるようにして練習しています。
――長崎北陽台の良いところと、今のチームの雰囲気を教えてください。
どのカテゴリーでも3年間みんな仲が良い。学年だけで固まったりもせず。みんな仲が良くて、喋るのもタメ口なので、そこがいいところかなと感じます。
組み合わせ抽選が終わって相手も決まっているので、ターゲットに向けてみんなで同じ絵を描いて意識をひとつにしてやれている。練習も激しくやろうってずっと言っているので、メンバーもノンメンバーもバチバチやってくれています。
――キャプテンとして難しかったことや悩んだことはありますか。
自分は高校生で初めてキャプテンという役職をもらった。難しかったですし、ラグビーだけではなく、生活面から普段から12年の時よりも難しかった。
――花園に向けた意気込みをお願いします。
最後の花園なので、とにかく高校3年間の集大成をしっかり出して、後悔なく終われればいいと思います。
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支えてくれる方々からのメッセージ
弟・白丸暖人さん
最後の大舞台、思いっきり楽しんで!
兄は負けず嫌いな性格です。特にラグビーのことになるとプライドが高く、いつも口喧嘩をしてしまいます。それでも弟思いで色んなことを教えてくれます。僕の試合を見てここはこうした方がいいね、って言ってくれたり公園に行ってタックル練習やパス練習に付き合ってくれたりします。
思い出は、近所の公園に自主練習に兄と行ったことです。兄と僕と母で行って、母がボール出し、兄と僕でボールキャリーとタックルを交代交代にしました。最初は遊びでやっていましたが、気づいたら結構な強度になっていて、僕相手にも本気でやってくれる兄が好きでした。
高校ラグビー最後の大舞台で緊張したり、上手くいかないこともあるかもしれないけど、今までやってきたことを信じて一生懸命、そして思いっきり楽しんでやれば大丈夫!
目標目指して頑張れ!
チームメイト・中島拳志朗さん
花園で、白丸を最高のキャプテンに
白丸は一言で言うとラグビーバカです。自主練習やウエイトトレーニングに誰よりも取り組むのはもちろん、暇があればラグビーの試合やYouTubeをずっと見ています。学校での休み時間も、ラグビーの話ばかりしており、つくづくラグビーバカなんだなといつも思います。笑
僕はそんな白丸に中学時代から刺激を受け続けていました。中学でラグビーを始め、その頃から体が大きく、試合をする度に成長してくる白丸がライバルチームとしてはとても嫌な存在でした。
高校に入ると、白丸の凄さを改めて感じました。高校1年生の頃から練習中は学年関係なく自分の考えや要求をハッキリと伝えたり、特別なプレーはせずとも基礎基本に忠実なプレーでチームを引っ張ったりしていました。
練習後はノートを毎日欠かさずに書いており、僕たちチームメイトも白丸のマネをして書くようになりました。白丸は中学の頃から暴れん坊のようなプレースタイルでチームを引っ張っていました。高校でも、プレーでチームを引っ張ってくれる頼もしい存在でしたが、今年はキャプテンとして更に頼もしい存在になりました。白丸は影響力がとてもあり、そのキャプテンシーに僕達はとても鼓舞されています。
そんな白丸とプレーできるのも残り少しです。花園では白丸を最高のキャプテンにする為にも目標であるベスト4以上を目指して頑張ります!